己を知る ~おばニートは自分を知らなかったし、まだ殆ど知らない


先日予告していました通り、今回は

戦略を立てる前に、まずは己を知れ

と言う、ごく当たり前の事を、就活時の私は全くやっていなかったと言う非常に情けないお話から。

まあ、厳密に言うと、やっていなかったと言うより、戦略を先に立ててしまっていたので、己を知るタイミングをすっかり逃してしまったと言うか、要は自分の将来についてまともに考えていなかったわけです。

それもそのはず、少し前にこの件について触れましたが、おばニートは「ある職」に就くことだけに執念を燃やし、「ある職」に就くための手段だけを優先的に考え、自分自身のことを考えるのは後回し・・・と言うか、殆ど何も考えなかったのです。

当時は既に就職氷河期でしたので、学内の就活オリエンテーションなどでも、再三再四、

「就職活動に入る前に、必ず自己分析をしておいて下さい。」

と言われていたのですが、先述の通り、既にクレイジーブンブン状態だったおばニートは、自己分析も逆算

おばニートが望む「ある職」に就くために必要な適性を先に調べ上げ、おばニート自身をそれに合わせていく、と言うことを当然のようにやっていたわけです。

本来なら自己分析をする時点で、「自分はこの職に適性がない」とか、「この業界に向いてない」とか、いろいろな事に気づいて進路変更していくのが普通だと思うのですが、当時のおばニートは「ある職」に就くことしか全く考えていなかったので、まともな自己分析をすることもないまま、苛烈を極めた就職戦線に挑むことになってしまいました。

そして、時代は就職氷河期+女性+私大・文系学部卒なので、書類選考まで行くのに、とにかく一苦労。

当時、男子大学生には多数の企業に資料請求(エントリーに必要)できるハガキが巻末についた分厚い本のような就活セットがリクルートなどから無料で送られてきましたが、女子大学生にはそのような物は一切届かず、(縁故や教授推薦がない場合)自力で開拓していかない限り、就職活動のスタートラインにすら立てないと言う状況でした。(団塊ジュニア世代は覚えがありますよね?)

やっとの思いでエントリーできたとしても、書類選考で殆ど落とされ、先に進めるのはごくごく僅か。

それでも、おばニートは「ある職」に就くために必要な適性をガッチリ把握していたので、一次試験などペーパーの適性試験には、なんとか合格することができました。

ところが、面接進むと、途端に綻びが出てきます。

まあ、当然ですよね。

自分の適性が全くない場面も多々出てくるわけで、人事と言う「人を見抜くプロ」の手にかかれば、人生経験の浅い学生のそんな虚飾を排することなんて朝飯前なわけですから。

その上、当時は、学生側の反撃手段とも成り得るSNSもなく、企業側がやりたい放題の圧迫+セクハラ面接が主流だったので、どこに行っても例外なく、完膚なきまでにやり込められることになり、面接が終わった後には大体「灰」になっていたおばニート。

ですが、ここで反省しなかったんですよね。

今考えると、我ながら本当に馬鹿としか言いようがないのですが、大・中・小問わず、会社に落ち続けるその原因を自分の中に真摯に探ることもせず、とにかく数撃つこと「だけ」が大事だと思い込んでいたので、疲れ切って就活を終えることになるその日まで、反省することも、きちんと自己分析することも一切ありませんでした。

そして、全落ち

なるべくしてなった結果でした。

かようにして、読者もご存知の通り、その後は派遣社員や契約社員としての道を進み、ニートになり、今に至るわけですが、

はて?

おばニートは結局ちゃんと自己分析したんだっけ?

と、先日ふと思ったわけです。

結論から言えば、やっていません。(今も)

自己分析は、自分を見つめる機会を得ることになりますが、自分とまともに向き合わねばならないのは、正直なところ、私のような負け組タイプにとってはかなりキツイ作業になるので、「仮に過去のおばニートが普通の就活道を歩んでいたとしても、本当にそんなことがまともにできたんだろうか?」と言う疑問が浮かび上がってきました。

そして、

今だからこそ、できることなんじゃない?

と、思うに至り。

お金を稼いで生きていくことに当時程の必死さもなく、世間一般のレールから完全に逸脱し、ダメな自分しかむしろ見えない今の状況。

ザックリ自己分析するだけでも、

「計画性なし」「協調性なし」「創造性なし」「忍耐力なし」「反省しない」等々。

図々しくなった今ではサラッと列挙できてしまいますが、こんな短所しか出てこない自分に、就活を目前に控えた20代前半の必死だった私が自己分析して辿り着いたところで、果たしてうまく立ち回れたんでしょうか?

全く自信がありません!

どちらにしても、勝ち上がれなかっただろうと、容易に推測できます。

と言うわけで、今のところ、社会復帰しようとは全く思っていませんが、自己分析ぐらいは、この際やっておこうかなと思いました。

全ては、楽しく生きていくために。

まずは自分。

自分は大事。

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