夢を実現した事で終わってしまっていたおばニート ~今後を考えよう


おばニート、今はこんな生活をしていますが、長らく抱いていた夢を実現したことがあります。

(こう書くと美談が始まるように思えるかもしれませんが、これから書く話は全くそんな話ではないので期待しないでください!)

少し前に放送された「世界一受けたい授業」の平成で売れた実用書ベストセラーランキング30にもあった「7つの習慣」を今改めて読み返しているのですが、自分のそんな過去をふと思い出し、ちょっとそのことについて書いてみようと思いました。

おばニート、実は物心ついた頃から、ある職業に就くことだけを夢見ていました。

幼い頃からその職に就くことだけ考え、他にやりたい事が全く思い浮かばないような状態でそのまま成人してしまったので、今考えてみたら、異常ですよね?

その職に必要な知識もスキルも勿論ありませんでしたし、才能があったわけでもありません。

でもなぜか、将来その職に就くんだ!と言う思い込みだけは強かったんですよ。

まさに、猪突猛進。

そもそもなんでそうなったのか、今でもよくわかりません。

そして、紆余曲折の末、おばニートはその職に就きました。

勿論、就職氷河期で、正社員としてすんなりその職に就くことはできませんでしたが、派遣社員であれ、契約社員であれ、その職に就くことができた当時の喜びはとても大きかったんですよね。なんせ、小さい頃からずっと夢見ていた仕事だったので。

でも、おばニートはそこで止まってしまいました。

そう、その先のビジョンが全くなかったんです。

幼い頃から夢見ていた職業に一応就いたものの、まさにそれだけ。

何のために自分はこの職に就いたのか、おばニートは全くわからなくなりました。

実際その職に就いてみると、特別好きになれる仕事でもなく、スキルはある程度身についても、周囲の人が持っている程の才能もなかったので、おばニートができる程度の努力では、評価されることも殆どありませんでした。

ビジョンもないまま社内政治に巻き込まれ、気づいた時にはその渦中でもがくことになり、いろいろあって結果的に最初に勤めたその会社は数年で辞めることになりました。

今思えば当然の結果なのですが、おばニートは社会人として生きる意味が全くわからないまま、その後も徒に時を過ごし、社会で我慢し続ける意味もわからなくなり、結局ニートになりました。

生きていく上で、夢や希望を持つことは大事だと思いますが、おばニートのように、ある職業に就く事(または特定の会社に勤める事)だけを夢見るのは決してして欲しくないなあと心から思います。

その夢が実現してしまった瞬間、何を指針に生きていけば良いのか本当にわからなくなってしまうので。

おばニートの失敗がどこかで活きることがあるとすれば、こういうことぐらいなんじゃないでしょうか。

若い方がもしこの記事を読むことがあったら、自分はどう生きたいのか、しっかり考えて欲しいと思います。そのほうが充実した生活を送れると思うので。

久々に書く記事がこんな記事でごめんなさいね。

おばニート、自分が何をすれば良いのか、そういう考えなきゃいけないことをこれまですっかり忘れ去っていたようなので、これからじっくり考えたいと思います。

やはり楽しく生きたいので。

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