人の役に立ちたい欲の弊害は老後に現れる

年末年始激務の皆様、私もです、こんにちは、毎度おばニートです。

そんな中、ふと亡き母のことを思い出しまして。(またもや)

私の母は身内である私にはハードモードでしたが、他人様に対しては頗る良い顔をし、お役に立ちたい欲は人一倍強い人でした。

認知症が酷くなってきてからの母は、私と他人様の区別がつかなくなったので、晩年は扱いがかなり楽になったのですが、それでも弊害があったわけです。

人の役に立ちたいあまり、余計なことをすることが多くなり、私の日々の雑事が倍増すると言う現象が起こったわけです。

具体的に一例を挙げると、

我が家は、白物と普通の洗濯物を分けて洗うのですが、白物を先に洗った際、脱水が終ったタイミングでブザーが鳴ると、それを取り出し・・・まではいいのですが、その白物の行く先は、まだ汚れている洗濯物群。

つまり、綺麗になった白物が、再び汚物まみれになり、それを洗い直す作業が発生することになるわけです。

混在しないよう、あれこれ物理的に離してみたり、いろいろ工夫してみたのですが、それでもダメでした。

「洗濯物、洗濯機から出しておいてあげたよ!」

と、毎回目を輝かせながら言ってくるので、こちらとしては最初は褒めたり適当にあしらっていたのですが、さすがに常態化してくるとキレますわね。

ええ、キレました(笑)

まあ、そんなわけで、これだけではなく、本人は役に立ってると思い込んでやらかすことが迷惑千万な行為になることが多々あり、つくづく

「人の役に立ちたいと思うより、仮にボケても、他人様の迷惑にならんよう、最低限自分の身の周りのことだけはちゃんとできるようにしておこう(そして、それを潜在意識にまで叩き込んでおくように心がけよう!)」

と、思いました。(経済的なことは除く)

母はとにかく自分の部屋は荒れ放題、セルフネグレクトも酷かったので、死後の後片付けも本当に大変でしたので。

疲れた頭で垂れ流した感じが申し訳ないのですが、そんなことを思う年末。

あと少しで新年とは。

今年も無事に生きられそうでありがたいことです。(疲れてるけど)

(以下の写真は本文とは一切関係ありません。先日出先で撮ったサンタたぬきさんです)

メリークリスマス。