今後、派遣社員から徐々に社会人としてステップアップしていきたいとお考えのニートや引きこもりの方が少しでも実情を把握できるよう、話せる範囲で書いていきたいと思います。(秘密保持契約があるため、社名等の具体的表記は避けますが、その点はご理解ください)
まず、選ぶべきは大手派遣会社一択だと思います。(年齢・学歴・ブランク不問)
恐らく、いろんな派遣会社に登録したことがある方だったら、この点は力強く同意して頂けると思うのですが、具体的にどんな差異があるかと言えば
【大手】
- 紹介される案件の質が全体的に良い
- 抱える案件数が圧倒的に多いので、マッチングが成立しやすい
- 担当営業のサポートが手厚い
- 何らかの事情で辞める時にも辞めやすい
【中堅】
- 紹介される案件の質にバラつきがある(稀に良い案件がある程度)
- 大手とかぶる案件も多く、マッチングが成立しない時が結構ある
- 担当営業のサポートは、その個人の力量によって左右される
- 何らかの事情で辞める時、相談は受けてくれるが話が進行しにくい
【小規模】
- (もはや書きたくないレベル)
ザッと挙げるだけでも、大体こんな感じです。
勿論、おばニートが働いていた頃と今では少し状況が変わっている所もあるのですが、掲示板サイトなどで最近のコメントを見ても、昔と大して変わらない環境下で今の派遣社員も働いているケースが数多く存在していると感じたので、昔と変わらない所だけを抽出して書いています。
で、そもそも、おばニートは最初どこに登録しに行ったの?ってことなんですが、実は一般にはあまり知られていないような、小さい派遣会社に登録したのが最初です。
就職氷河期の就職試験で惨敗し尽した当時のおばニートは、精神面では矢が刺さりまくったボロボロの落ち武者状態だったので、キラッキラした大手派遣会社の登録には、もはや恐ろしくて行けない、そんな状態になっていました。
「小さい派遣会社だったら、こんな私でも何とか働ける所を親身になって紹介してくれるんじゃ?」(完全に初めから弱腰)
そんな世間知らずな甘い考えを持ちながら、若きおばニートは小さい派遣会社の門を叩くわけですが、その期待はすぐに裏切られる結果となりました。
そもそも、小さい派遣会社が抱える案件はマッチングしにくい、一般的には避けられるタイプの仕事が多いのです。(釣り案件はあくまで「釣り」なので、そんなもんまともに紹介されることが殆どないのは、皆さんご存じの通り)
しかも、紹介される案件と言うのは、それぞれの人の適性など全く関係ない仕事ばかり。
超絶コミュ障のこの私に最初に紹介された仕事って、一体何だったと思います?
「アポなしの飛び込み営業」ですよ?
んなん、誰がどう見たってミスマッチじゃねーか!
って、この件を思い出すと、つい口汚くなってしまうんですが、「一体、私のどこを見てそう仰ってるんですの?オホホ」と、思わざるを得ない案件ばかりを見事に出してくるわけです。
その後、いろんな派遣会社の優しい担当営業さんと話すようになってから私は知ったのですが、どうして小さい派遣会社だとこんなことが起こりがちなのかと言えば、担当営業が取ってきた利益率の高い仕事(大手の営業が避けるような変な仕事)に、登録しにきた何も知らない新人を楽してねじ込もうとする意図があるからです。(表向きは当然そんなこと否定するでしょうが)
まあ、天職にいきなり就ける確率なんてそもそも皆無に等しいので、初めから割り切って就業するタイプの人なら良いのでしょうが、それでも、話はそこで終わりません。
派遣先が決まり、実際に仕事し始めると、大体契約内容に食い違いがあったり、派遣先企業自体がブラックだったり、派遣契約の内容以上のことをバンバン求められ、サビ残上等!そんな状況になることも、かなりありました。
そして、自分の能力値を明らかに超え、派遣会社の担当営業に
「能力不足で私にはこの仕事はもうできません。何か他のお仕事を紹介して頂けませんか?」(超弱気の小声)
と言おうもんなら、もう何を言ってるかわからないぐらいの怒号が担当営業から飛んでくると言う事態にも。
担当している派遣社員数が自分のキャパを明らかに超えている、そんな担当営業もよく見かけたので、(担当する派遣社員数のバランスが良い大手派遣の担当営業よりも)精神的余裕がなく、彼らのストレスも時々こんな形で爆発するのかもしれませんが、もう最悪でした。(かなり年月を経た今だからこそ、私もこうしていろいろ書けますが、きっと怖くて実情をハッキリ言い出せない人が今でもたくさんいると思います。私も当時は担当営業に殺されるんじゃないかと本気で思った程ですから)
とまあ、この他にもいろいろあったのですが、とにかく、相手が自分より弱いと見れば高圧的に仕掛けてこっちを食ってくる、それが小規模派遣会社の担当営業だと私は思い知ったので、それ以降、小規模派遣会社に近寄ることは殆どありませんでした。(それでも10社程渡り歩いたんですが、いずれも短期契約しかしませんでした。法改正で今はなかなかその辺の期間調整が難しそうですが)
契約期間内であっても、急に辞めてしまう人も確かに多いので、小規模派遣会社の担当営業はちゃんと仕事をしてくれる人員を確保するのも難しいようなのですが、そもそもミスマッチの人を強引に派遣しているケースが多いのですから、同じようなことを続けていたら、そりゃー、適切な人員確保の問題なんて、改善されないんじゃないでしょうかね?
と言うわけで、理不尽に怒号を飛ばしてきたあの担当営業に、私は今こそ言ってやりたい
それ、自業自得だから!
つい私怨をぶちまけてしまいましたが(小者感たっぷり)、そんな感じで、全ての小規模派遣がこうだとはおばニートも思っていませんが、小規模派遣会社の登録には注意したほうがいいですよと言うお話でした。
中堅・大手の派遣会社については、これほど悪いケースはあまりなかったので、仕切り直して後日書きたいと思います。(まあ、先に結論言ってるので書く必要がないかもしれませんが)
本日もご来訪頂き、ありがとうございました!
勿論、おばニートが働いていた頃と今では少し状況が変わっている所もあるのですが、掲示板サイトなどで最近のコメントを見ても、昔と大して変わらない環境下で今の派遣社員も働いているケースが数多く存在していると感じたので、昔と変わらない所だけを抽出して書いています。
で、そもそも、おばニートは最初どこに登録しに行ったの?ってことなんですが、実は一般にはあまり知られていないような、小さい派遣会社に登録したのが最初です。
就職氷河期の就職試験で惨敗し尽した当時のおばニートは、精神面では矢が刺さりまくったボロボロの落ち武者状態だったので、キラッキラした大手派遣会社の登録には、もはや恐ろしくて行けない、そんな状態になっていました。
「小さい派遣会社だったら、こんな私でも何とか働ける所を親身になって紹介してくれるんじゃ?」(完全に初めから弱腰)
そんな世間知らずな甘い考えを持ちながら、若きおばニートは小さい派遣会社の門を叩くわけですが、その期待はすぐに裏切られる結果となりました。
そもそも、小さい派遣会社が抱える案件はマッチングしにくい、一般的には避けられるタイプの仕事が多いのです。(釣り案件はあくまで「釣り」なので、そんなもんまともに紹介されることが殆どないのは、皆さんご存じの通り)
しかも、紹介される案件と言うのは、それぞれの人の適性など全く関係ない仕事ばかり。
超絶コミュ障のこの私に最初に紹介された仕事って、一体何だったと思います?
「アポなしの飛び込み営業」ですよ?
んなん、誰がどう見たってミスマッチじゃねーか!
って、この件を思い出すと、つい口汚くなってしまうんですが、「一体、私のどこを見てそう仰ってるんですの?オホホ」と、思わざるを得ない案件ばかりを見事に出してくるわけです。
その後、いろんな派遣会社の優しい担当営業さんと話すようになってから私は知ったのですが、どうして小さい派遣会社だとこんなことが起こりがちなのかと言えば、担当営業が取ってきた利益率の高い仕事(大手の営業が避けるような変な仕事)に、登録しにきた何も知らない新人を楽してねじ込もうとする意図があるからです。(表向きは当然そんなこと否定するでしょうが)
まあ、天職にいきなり就ける確率なんてそもそも皆無に等しいので、初めから割り切って就業するタイプの人なら良いのでしょうが、それでも、話はそこで終わりません。
派遣先が決まり、実際に仕事し始めると、大体契約内容に食い違いがあったり、派遣先企業自体がブラックだったり、派遣契約の内容以上のことをバンバン求められ、サビ残上等!そんな状況になることも、かなりありました。
そして、自分の能力値を明らかに超え、派遣会社の担当営業に
「能力不足で私にはこの仕事はもうできません。何か他のお仕事を紹介して頂けませんか?」(超弱気の小声)
と言おうもんなら、もう何を言ってるかわからないぐらいの怒号が担当営業から飛んでくると言う事態にも。
担当している派遣社員数が自分のキャパを明らかに超えている、そんな担当営業もよく見かけたので、(担当する派遣社員数のバランスが良い大手派遣の担当営業よりも)精神的余裕がなく、彼らのストレスも時々こんな形で爆発するのかもしれませんが、もう最悪でした。(かなり年月を経た今だからこそ、私もこうしていろいろ書けますが、きっと怖くて実情をハッキリ言い出せない人が今でもたくさんいると思います。私も当時は担当営業に殺されるんじゃないかと本気で思った程ですから)
とまあ、この他にもいろいろあったのですが、とにかく、相手が自分より弱いと見れば高圧的に仕掛けてこっちを食ってくる、それが小規模派遣会社の担当営業だと私は思い知ったので、それ以降、小規模派遣会社に近寄ることは殆どありませんでした。(それでも10社程渡り歩いたんですが、いずれも短期契約しかしませんでした。法改正で今はなかなかその辺の期間調整が難しそうですが)
契約期間内であっても、急に辞めてしまう人も確かに多いので、小規模派遣会社の担当営業はちゃんと仕事をしてくれる人員を確保するのも難しいようなのですが、そもそもミスマッチの人を強引に派遣しているケースが多いのですから、同じようなことを続けていたら、そりゃー、適切な人員確保の問題なんて、改善されないんじゃないでしょうかね?
と言うわけで、理不尽に怒号を飛ばしてきたあの担当営業に、私は今こそ言ってやりたい
それ、自業自得だから!
つい私怨をぶちまけてしまいましたが(小者感たっぷり)、そんな感じで、全ての小規模派遣がこうだとはおばニートも思っていませんが、小規模派遣会社の登録には注意したほうがいいですよと言うお話でした。
中堅・大手の派遣会社については、これほど悪いケースはあまりなかったので、仕切り直して後日書きたいと思います。(まあ、先に結論言ってるので書く必要がないかもしれませんが)
本日もご来訪頂き、ありがとうございました!