仕事がイヤなんじゃない、人がイヤなんです ~おばニートが外で働かない理由


ニート=好きな仕事しかしたくない

と言う公式が一般的になっているように感じられて仕方ないのですが、おばニートは必ずしもそうではないと思っています。

特に、一度外で働いた経験を持つニートや引きこもりの場合、その公式に当てはまらないことも多いのではないかと、おばニートは考えています。

実際、おばニートはそれです。

おばニートは親戚のFちゃんと共同生活していますから、掃除・洗濯はいつもしていますし、元々掃除・洗濯はそれほど苦に思わないタイプなので、特別好きな仕事ではありませんが、皆さんが嫌がる仕事の代表選手であるお掃除のお仕事をするのも、さほど抵抗はありません。

「じゃあ、なんでお掃除おばちゃんやらんの?」

って疑問が湧くと思うのですが、おばニートの場合、

実際の人と仕事するのがイヤ

なんです。

外で働いていた頃は、(キャパなしの私なりに)相当我慢していたんですが、セクハラ、パワハラ、モラハラ・・・、もうとにかくハラスメントが多い職場ばかりだったので、そんな状況にうんざりしてしまったんです。

世界に名だたる大企業でも、中小企業でも、おばニートが派遣されたことのある会社(部署)は大体似たような感じでした。(今は変わっているかもしれませんが)

なので、これは運が悪かったと言うより、社会人として自分が底辺道を歩くことになったその瞬間から運命づけられてしまった事なんだなと感じました。(←気付くの遅い)

それは、一旦上流に流れ着いた人には恐らく一生体感できない世界だと思います。(それこそ、長期潜入捜査とかしない限り、実態なんてわからないですから。しかも、女性でなければわからないこともたくさんあると思います)

底辺にいたくないなら、思考停止せず、行動し続けて頑張ればいいじゃんと言うのが、デキる人の言い分だと思うのですが、そこに至るまでにおばニートは既に疲弊しきっていたので、もはやそれ以上頑張れませんでした。

その上、やはり外で女性が働くと言うのは、まだ男性よりも不利益になることが多すぎると思うのです。

セクハラひとつ取っても、相手はセクハラとは思っていないことも多く、例えば、仕事の指示が出される際、毎回のように肩に手を回してくるとか、社員旅行では、正式な社員でも妻でも彼女でもないのに、泥酔した勢いで上司から膝枕を強要されたりとか。それを断ったら断ったで「お前なんか他で雇ってくれる所なんか1つもないぞ!」と延々と説教(?)され続ける始末。翌日には当然そんなことを言ったこと自体、本人が忘れている(もしくは、そういうフリをする)、そして、更に上の上司に相談しても「そんなことは大目に見てやれよ」で終わり、等々。

もう、こういう例を挙げればキリがありません。(多分、今働いている人の中にも、この件について頷いている方は多いはず)

そして、これは男性に限ったことではなく、おばニートの場合は女性でもありました。

セクハラを受けてイヤがっているのに、それを黙認。しかも、おばニートをその上司のセクハラ受け担当のようにし向け、結果的に自分の盾に。おばニートがイヤがっているのを何度も直接聞いているのに、上司と私が不倫してるだのと、社内でおかしな噂を流したりする、等々。なんでやねん。

そりゃ、人間不信にもなります。

これ、単なる被害妄想とかじゃありません。実際にあった話。(私がこうして書けるのは、これが私だけの問題ではなく、結構ありふれた話だからです)

全ての人がこうだとは、さすがにおばニートも思っていませんが、細かいことの積み重ねって、やはりあるんですよ。

そんなわけで、この他にもイヤな思いをしたことがいろいろあり、おばニートの忍耐力もついに限界に達し、

もう、外で働きたくない。実際の人に関わるような仕事はしたくない

静かに、そして、完全に心が折れました。

派遣会社に辞める旨を伝えると、内容も鑑み、すんなり承諾されたので、これまで消化していなかった有給休暇もしっかり消化。

最後の会社に2度と出社することなく、おばニートの社会人人生が終わりました。

そんなわけで、その後もいろいろありまして、今のような生活に。

ご存知の通り、社会的に生み出せる物がおばニートには何もないので、通帳残高が増える気配は当然今もありませんが、それでも、あの時に比べたら、とても幸せなんですよね。

今のこの幸せな状態は、Fちゃんの厚意に甘えているところが多分にあるのですが、仮にこれが無くなっても、外では働きたくないと、おばニートは強く思っています。

しばらく期間を経た今だからこそ言える話でもあるのですが、実はこういう気持ちって、私だけじゃなく、今の社会にも、まだ実際多いと思っています。

スーパーに買い出しに行っても、本当に幸せな顔をしてる人って、あまり見かけないので。(ニヤニヤしてても、ただの変人ですけど)

と言うわけで、以上が現時点(2019年1月18日現在)でのおばニートの仕事に対する考えですが、他のニートや引きこもりの方は、一体どうお考えなのでしょうか。

コメント欄を解放していないので、それを知る由もありませんが、もし、おばニートのようなタイプだったら、なんとか一緒に頑張ろうねとしか言えません。

だって、行き着く先、もう、なんとなく見えてますから。

そして、もし、おばニートタイプではなく、最初に書いた「好きな仕事しかしたくない」と言うタイプの人なら、親や身内がいなくなって、完全にお金に困る状態になれば、自分でなんとかして就職できる(もしくは、ネオニートになれる)と思うので、多分大丈夫。これからも生きていけると思います。

それこそ、選り好みしている余裕なんか無くなって、いつか現実が迫りますから。

なんだか今日はどんよりした話になってしまいましたが、それは睡眠不足のせいです。(しかも、昨日とは真逆のこと言ってる感じで申し訳ないです。これぞ、気分屋のおばニートクオリティ・・・って感じなんですが)

こういう時は寝るに限りますね!(またかよ)

おやすみなさい!

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